ミス・ユニバース日本代表の宮本エリアナさんのニュースを見掛けて、中学生の頃に熟読・熱中した文化人類学者クライド・クラックホーンの「文化人類学の世界 —人間の鏡—」の一節を思い出した。
野生動物はたいてい同種のもの同士でしか子供を生まない。人間の飼う動物も、たいていは交配を抑えて血統の純血性が保たれる。そしてこれには雑種犬のような例外もないわけではないが、実質的にはすべての人間は雑種なのである。何千年、何万年もの間、人類は地球の表面上をさまよい歩いて、手当たり次第、気のむくままに、誰とでも交配して来たのである。